① はじめに
育休中、子どもと過ごす毎日はとてもかけがえのない時間。でもふと気がつくと、自分だけが“止まっている”ような気がする瞬間がありました。
「このままでいいのかな?」「私には何ができるんだろう?」
そんな気持ちが、じわじわと心に広がっていったのを覚えています。
② 勉強を始めたきっかけ
仕事では受発注や在庫管理など、誰でもできる事務職が中心で、スキルアップの実感がなかなか持てませんでした。
それでも「何か得意なことを伸ばしたい」という気持ちは消えず…。
元々、仕事でVBAを使っていたこともあり、そこから「Python」や「データ分析」の世界に興味を持つようになりました。
調べていく中で、「業務効率化に使える」「副業にも活かせる」「自分の好きと得意が活きる」そんな分野だとわかり、「今なら時間がある。このタイミングで挑戦してみたい!」と感じたのが、勉強を始めたきっかけです。
③ 家族の反応はどうだった?
意を決して、夫に「勉強してみたいんだ」と伝えました。
すると夫は、拍子抜けするくらいあっさりと、
「いいじゃん、応援するよ。ご飯作りとか家事ももちろんやるよ!」
と言ってくれたんです。
私は勝手に「子育てで手一杯なのに…って言われるかも」と不安に思っていたので、拍子抜けするくらい嬉しくて、肩の力が抜けました。
それからは、事前に「この日は勉強したい」と共有したり、やることを簡単にメモしておくようにして、夫婦でうまく家事を分担できるようになりました。
④ 学び始めて感じた変化
最初はProgateからスタートし、少しずつ慣れていくうちにUdemyの講座や、データサイエンティスト向けのサイトなどで本格的に学ぶように。
勉強をする時間が、すごく楽しくて。
久しぶりに「夢中になる」感覚を思い出しました。
そして何より、自分の人生にも目標ができたことで、日常のすべてに前向きな気持ちが生まれました。
子どもと遊ぶ時間も、気持ちに余裕が出てきたせいか、今まで以上に楽しめるようになった気がします。
⑤ おわりに
家族の理解って、最初から完璧じゃなくても大丈夫。
やりたい気持ちを正直に伝えて、一歩踏み出してみたことで、自分も家族も少しずつ変わっていきました。
「私なんて…」と迷っているママこそ、好きなこと・興味のあることに、小さな一歩を踏み出してみてください。
自分の未来のための行動は、ちゃんと家族にも優しさとなって返ってくると、今の私は実感しています。