育休中に感じた“キャリアの不安”と、私が前を向けた理由

学び直し

① はじめに

育休に入って、赤ちゃんとの日々は幸せで満ち足りたものでした。
でも、ふとした瞬間に心の中でざわつくものがありました。

「このまま職場に戻れるのかな?」
「戻ったとして、私はこの先どうなっていくんだろう…」

子育てと同時に、自分のキャリアについて不安を感じたのは、私だけではないと思います。


② 不安の正体は何だったのか?

私の不安は、いくつかの要素が重なっていました。

まず、通勤時間が長いこと
子どもを保育園に預ける時間の関係で、時短勤務にせざるを得ない可能性がありました。

でも時短にすると、ただでさえ高くないお給料がさらに下がってしまう…。
「家計は大丈夫かな?」「それでもキャリアって築けるのかな?」
そんな不安が、じわじわと広がっていったんです。

職場では、特別なスキルが必要ない仕事をしていたので、
「私じゃなくてもいいよね」
「もし必要とされなくなったら…」
そんな思いも抱いていました。


③ 私が向き合うためにやったこと

このまま不安に飲み込まれてしまいそうだったとき、
「今できることを少しでも始めてみよう」と思い立ちました。

元々、仕事でVBAを使っていたこともあり、そこからPythonに興味を持ちました。
調べるうちに、データ分析や業務効率化ができることを知って、
「これを勉強すれば、私にも武器が持てるかも」と感じたんです。

まずはProgateからスタート。
その後、Udemyやスタアカで少しずつステップアップしていきました。


④ 少しずつ変わった心の変化

勉強を始めて感じたのは、「前向きな選択肢が増えること」の安心感でした。

「もし今の会社で働き続けるのが難しければ、転職だってできるかも
「スキルがつけば、収入アップのチャンスもあるかもしれない

そんなふうに思えるようになってから、心が少しずつ軽くなっていったんです。

何より、「自分のために動いている」という感覚が、自信になりました。
勉強を通して“自分の未来に希望を持てるようになった”ことが、一番の変化です。


⑤ おわりに

育休中の不安は、とてもリアルで切実です。
でもそれは、「これからの自分をどう生きたいか」を考えるきっかけでもあります。

完璧な未来を描けなくても大丈夫。
まずは小さな一歩から、今の自分を少しだけ未来へ近づけることを意識してみませんか?

それが、きっと自分にも、家族にもやさしい選択になると思います。

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